文化には環境方針というのがあって、改造派はバイオマスがより拡大し、保護派は居住スペースが増える。
改造派は、自分たちの理想の星へと星を改造してしまおうという方針。水星であれ、金星であれ、それぞれ固有の星々は独立した個性を持っているが、その個性を否定して全て地球に似せた、あるいは理想の星に似せた星に変えてしまおうという思想の持ち主が改造派。
一方で保護派は、その星固有の環境を変えず、あるがままの姿に保護しようという思想の持ち主。金星であれば厚い大気のまま保護し、地球であれば存在するバイオマスはそのまま存在させておこうという考えを持ってる。なので結果としてその星で持続的に暮らしていくためには、人類がその星の環境に合わせた対応を行う必要がある。
改造派の代表がガイアの民であり、保護派の代表がヘーパイストスの民。それぞれの価値観を選んでプレイできるのは、多様性を大切にするアメリカらしいと言える。
惑星の改造と保護については、ゲーム内のアーカイブに「テラフォーミングの倫理」と題して論じられているので、一読をおすすめ。
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